広島大学大学院医歯薬保健学研究科

消化器⋅代謝内科学

(広島大学病院 旧第一内科)

業績・活動

臨床研究

2015.02.09

「慢性肝疾患における非侵襲的弾性検査法を用いた肝線維化評価予測に関する研究-Ⅲ Assessment of Liver FIBROsis by Real-time Tissue ELASTography in Chronic Liver Disease -III (FIBROELAST-III Study)」について


○研究の目的
近年、超音波やMRIを用いて肝臓の硬さなどを測定する装置(エラストグラフィ)が様々開発され、肝線維化の程度との良好な相関性が得られていることが多数報告されています。しかし、その多くが肝生検の結果をもとに評価している研究であり、各種エラストグラフィだけでは、肝臓の状態を正確に診断するには至りません。
そこで、広島大学病院で肝切除術を行われた患者さんの各種エラストグラフィおよび血液検査の結果をもとに、肝切除標本から得られた肝組織病態診断とエラストグラフィ・血液検査結果を比較することで、各エラストグラフィと肝組織診断との相関性、各エラストグラフィの測定結果に影響を及ぼす因子、各エラストグラフィ間の相関性などを検討します。最終的には、エラストグラフィや採血結果を用いた肝病態診断アルゴリズムを導きだし、正確に肝臓の病態が判断できる環境を作ります。


○研究の方法
1)調査方法
本研究は、患者さんの診療記録(カルテ)を利用させていただきます。
検査のために新たに採血したりエコー検査を行ったりすることはありません。
患者さんの氏名は記号などで置き換えられ、個人を特定できない状態で収集します。

2)参加人数と予定期間
この研究では、広島大学病院で約30名の方に参加していただく予定です。
研究は倫理委員会承認後から3年間を予定しています。


○プライバシー保護について
この研究から得られた患者さんの結果等は、学会の発表や医学雑誌、厚生労働省に提出する資料などに記載され、公表・使用されることがあります。しかし、いずれの場合にも患者さんの氏名は記号などで置き換えられ、個人を特定するような事柄は一切使用されません。


○連絡先・相談窓口について
データの利用に同意されない場合、あるいは本研究についてもっと詳しく知りたいときや、わからないこと、心配なことがありましたら、遠慮なく下記までご連絡ください。同意されない場合でも、その後の治療に不利益を受けることは、一切ありません。


広島大学病院 〒734-8551 広島市南区霞1-2-3  電話:082-257-1728
研究責任者 : 消化器・代謝内科 講師     氏名 相方 浩