広島大学大学院医歯薬保健学研究科

消化器⋅代謝内科学

(広島大学病院 旧第一内科)

業績・活動

臨床研究

2015.12.21

「課題名:若年成人のB型肝細胞癌の実態調査」について


広島大学病院では,東京大学医学部附属病院をはじめ多施設との共同で標題の臨床研究を実施しております。本研究の概要は以下の通りです。


○研究対象
(1)2011年から2014年に受診されたB型肝炎の人のうち最初に受診された時の年齢が40歳未満の方
(2)2005年から2014年に肝細胞癌と診断された人で(1)肝細胞癌の原因がB型肝炎と考えられた人、(2)肝細胞と診断された時の年齢が40歳未満、の2つの条件を満たす方


○研究の意義・目的・方法
 小児期、ことに1歳までにB型肝炎に感染した場合、高率に慢性化します。慢性化した場合最終的にはその2-5%の方が肝細胞癌に進展します。その多くは50歳以降に発生しますが、中には30歳台までに発見される場合もあります。こうした若年発症の肝細胞癌の実態は明らかになっていません。どのような方が若年で発症する方かも解明されていません。
平成26年9月より、小児期のB型肝炎・C型肝炎の病態を明らかにすることを目的とする厚生労働省の研究班(小児期のウイルス性肝炎の病態解明や科学的根拠等の集 積等に関する研究)が、発足しました。この研究班で上述した小児期のB型肝細胞癌の実態を調査することになりました。
 本研究は,診療録(カルテ)情報を調査して行います。カルテから使用する内容,背景,成因,病像,治療法,予後などです。患者さんの氏名は記号などで置き換えられ、個人を特定できない状態で使用させていただきます。以下の機関と共同で研究します。東京大学(主研究施設)、全国70箇所の肝疾患診療拠点病院、日本肝臓学会評議員の在職施設のうち肝疾患診療拠点病院でない60施設の計130施設
東京大学に情報を集め解析します。


○研究期間
2015年12月10日~2019年12月31日


○個人情報の保護について
調査内容につきましては、プライバシー保護に十分留意して扱います。情報が個人を特定する形で公表されたり,第三者に知られたりするなどのご迷惑をお掛けすることはありませんのでご安心ください。


○お問い合わせ先
利用に同意されない場合は、下記までご連絡ください。
また、この研究についてもっと詳しく知りたいときや、わからないこと、心配なことがありましたら、遠慮なく下記までご連絡ください。
同意されない場合でも、その後の治療に不利益を受けることは、一切ございません。


広島大学病院 〒734-8551 広島市南区霞1-2-3  電話:082-257-5192
研究責任者 : 広島大学病院消化器・代謝内科 講師  氏名 今村 道雄