広島大学大学院医歯薬保健学研究科

消化器⋅代謝内科学

(広島大学病院 旧第一内科)

お知らせ

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2015.09.25

大野先生の論文がCMGHのWebsiteの表紙に掲載されました。


大野先生の論文がCellular and Molecular Gastroenterology and HepatologyのWebsite( http://cmghjournal.org/)における表紙(3つのうちの一つ)に選ばれました。


【課題】Circulating Tumor DNA Analysis for Liver Cancers and Its Usefulness as a Liquid Biopsy.
    (肝がんにおける循環血中腫瘍DNAのliquid biopsyとしての有用性についての検討)


【論文概要】
肝切除や肝臓移植を行う肝細胞がん患者46名の血清サンプルを用い、循環血中腫瘍DNA(ctDNA)の検出は腫瘍進行の度合いを反映し、門脈の血管浸潤や再発、特に術後2年以内の肝外転移を予測できることを示した。また、次世代シークエンサーで、肝動脈化学塞栓療法(TACE)後のctDNAを分析することにより、原発腫瘍組織で認められた遺伝子変異の83%が検出できることも示した。
がんの遺伝子変異は、変異部位の違いによって薬剤の感受性が異なり、また、経過中も変化する事が知られている。
がんの遺伝子変異を解析するためには、がんの組織からDNAを抽出するのが一般的であるが、生検は侵襲性があり、特に肝がんの場合、播種等のリスクを伴うという問題があった。本研究においてctDNAが肝臓がんバイオマーカーとして有用であることを示し、末梢血でがんの遺伝子変異を高感度に検出できたことにより、一人一人の遺伝的情報に基づいて診断・治療を行う個別化医療の実現に向けて前進した。


詳細に関しましては、下記リンクをご覧ください。