2025年07月02日
柘植雅貴先生の論文がJournal of Virology誌にアクセプトされました。
論文名 : Modeling of hepatitis B virus infection spread in primary human hepatocytes
コメント : 初代培養ヒト肝細胞にB型肝炎ウイルスを感染させて、細胞内のウイルス動態を数理モデルにより解析しました。その結果、ウイルスは細胞に感染し18-38時間経過後からウイルス産生を活性化させ、最終的には1時間に4個のウイルス粒子を産生していることが明らかになりました。また、Myr-preS1を用いることでウイルス感染拡大を90%程度抑制できることも明らかにしております。本研究は米国のLoyola大学との共同研究であり、今後も同大学と連携し、研究を進めていく予定です。