広島県で1例目の「食道アカラシア」に対する「内視鏡下筋層切開術(POEM)」がPOEM開発者の井上晴洋先生(昭和医科大学江東豊洲病院消化器センター長・教授)のご指導のもとで施行されました。手術日の前日には、井上先生に教室員向けのレクチャーを頂きました。どうもありがとうございました。
食道アカラシアは、食道の出口(胃の入口)にある下部食道括約筋が締まったままでゆるまないために食物の通過が障害される疾患で、1年間で10万人に1人が新たに罹患し、罹患率は1万人に1人と言われています。食道アカラシアの患者様が近隣におられましたら、ぜひ当科にご紹介ください。