2023年01月26日
内田宅郎先生の論文がHEPATOLOGY誌にアクセプトされました。
論文名 : HBV with precore and basal core promoter mutations exhibits a high replication phenotype and causes ER stress-mediated cell death in humanized liver chimeric mice
コメント : 2年半のNIH留学を挟んで苦節6年、大学院卒業前から始まったプロジェクトがようやく結実しました。劇症化やHBV再活性化に関与するPC/BCP変異型HBVは高い複製能を有し、免疫を介さずに、ERストレスによる肝細胞障害を引き起こすことを明らかにしました。最後のメカニズムの解明に難渋しましたが、留学中に目に止まった論文がヒントになり、帰国後スムーズに解析が進みました。普段から情報収集を怠らない姿勢が重要であることを再認識しました。本研究の遂行には、教室内に留まらず、学内外のたくさんの先生方にサポートを頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。