2023年07月02日
村上せらみ先生の論文がJournal of Gastroenterology and Hepatology誌にアクセプトされました。
論文名:Serum pro-inflammatory cytokine levels are correlated with the prognosis of the patients with acute liver failure
コメント:急性肝不全は予後不良な疾患であり、患者の予後を予測することは治療方針を決めるうえでも重要です。今回は当院に入院した急性肝不全患者66名について入院時の血清を用いて12種類の炎症性サイトカインを測定し、多変量解析でIL-4高値と年齢≥55歳が死亡または移植を予測し、IL-8高値とPT-INR≥3.5が入院後の肝性昏睡発症を予測する因子であったことを報告しました。最後までご指導いただきました内田宅郎先生、今村道雄先生を始め、論文作成に関わって頂いたすべての方々に感謝申し上げます。