2023年07月26日
竹原悠大先生の論文がDigestion誌にアクセプトされました。
論文名：Usefulness and educational benefit of a virtual scale endoscope in measuring colorectal polyp size
コメント：大腸腫瘍の治療適応判断や内視鏡切除方法の選択には正確な腫瘍径の推定が必要です。しかし、内視鏡下での腫瘍径の推定は主観的な判定に依存しており、誤った腫瘍径推定が行われることも多くあります。本研究では、ワンタッチで内視鏡画像上に測定のための「仮想スケール」を表示することができる新機能を搭載したバーチャルスケール内視鏡に関して、腫瘍径測定の有用性と教育効果を報告させて頂きました。これにより大腸腫瘍径の測定・推定の精度が上がることが期待されます。今回の論文作成にあたりご指導いただきました山下賢先生、岡志郎教授をはじめとする全ての先生方に心より感謝申し上げます。