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2023年09月28日

平田一成先生の論文がJournal of Gastroenterology and Hepatology誌にアクセプトされました。

論文名 : Long-Term Outcomes of Patients with Obscure Gastrointestinal Bleeding after Negative Capsule Endoscopy

コメント : 現在の欧州消化器内視鏡学会のガイドラインでは、原因不明の消化管出血(OGIB)は、小腸評価を行なっても出血源が見つからないものと定義されております。小腸評価の第一選択はカプセル内視鏡(CE)であり、Saurinらが提唱したP分類を用いて、OGIBをP0所見(出血の可能性がない)またはP1所見(出血の可能性が低い)のものと定義しました。本研究では、OGIB患者の長期転帰を明らかにすることでCEがP0所見のものはほとんど小腸からの再出血は認めず、P1所見のものと小腸止血歴のあるものが小腸再出血予測因子であることが明らかになりました。論文作成にあたりご指導いただきました壷井章克先生、岡志郎教授をはじめとする全ての先生方に心より感謝申し上げます。