2023年10月31日
玉理太覚先生の論文がCancers誌にアクセプトされました。
論文名 : Investigating the Role of Tumor-Infiltrating Lymphocytes as Predictors of Lymph Node Metastasis in Deep Submucosal Invasive Colorectal Cancer: A Retrospective Cross-Sectional Study
コメント : 大腸T1b癌において、腫瘍微小環境に焦点を当てリンパ節転移リスクの検討を行いました。その結果リンパ節転移陽性例では、腫瘍浸潤先進部におけるFoxp3+T細胞が優位に多く、またFoxp3/CD8の比率とFoxp3/CD4の比率が優位に高いことが示されました。今後の大腸T1b癌のリンパ節転移リスクの層別化において役立つ検討と考え報告させていただきました。北台靖彦先生をはじめご指導いただいた先生方に感謝致します。