2024年01月03日
Vu Thi Hanh Nhu 先生の論文がFrontiers in Public Health 誌にアクセプトされました。
論文名 : Prevalence and associated factors of chronic constipation among Japanese university students
コメント : 慢性便秘症は消化器疾患の中で頻度の高いものの１つです。今回、日本の大学生における慢性便秘症の頻度と関連する因子について検討しました。5,386人の大学生が問診票に回答し、慢性便秘症の頻度は13.7％でした。また、慢性便秘症に関連する因子として家族歴（親・子・兄弟姉妹に便秘症あり、OR 2.77）、高度うつ（OR 2.59）、女性（OR 2.00）、睡眠時間（6時間以下、OR 1.28）、運動不足（OR 1.19）が挙げられました。
慢性便秘症と家族歴の関係についての報告は過去なく、興味深い結果と考えています。今回、このように論文にまとめて発表することができました。関係の先生方に心より感謝申し上げます。