2024年05月02日
中村真也先生の論文がClinical Journal of Gastroenterology誌にアクセプトされました。
論文名 : Mixed Neuroendocrine Non-Neuroendocrine Neoplasm of the Bile Duct with Long-Term Prognosis after Neoadjuvant Chemotherapy: A Case Report
コメント : 胆管に発生する神経内分泌癌成分を含む腫瘍は術前診断が困難で、多くは術後病理学的に診断される稀な悪性腫瘍です。切除を行ったとしても早期に再発し予後不良な経過をたどることが多く、治療のコンセンサスは十分に得られていません。本症例は、神経内分泌癌成分の存在を病理学的に証明した結果、術前化学療法及び術後補助化学療法を行うことで長期の無再発生存が得られました。この症例報告が私だけでなく、他の医療関係者や患者にも役立つことを願っております。