2024年05月16日
壷井章克先生の論文が日本消化器内視鏡学会雑誌 (Gastroenterological Endoscopy) にアクセプトされました。
関連リンク論文名:パワースパイラル内視鏡を用いて大腸ESDを施行した大腸内視鏡挿入困難の1例
コメント:本症例は全大腸観察が極めて困難な症例で、ダブルバルーン内視鏡でも盲腸まで挿入に時間を要する症例、かつ多発大腸腫瘍を有しており、毎回内視鏡治療の際に難渋していました。パワースパイラル内視鏡が使用可能になり、これまで治療できなかった病変に対してもアプローチが可能になるかもしれないと考え使用したところ、今まで治療介入ができなかった病変も内視鏡治療が可能となりました。この症例報告を通じて全ての医療従事者、患者さんに有益な情報提供となれば幸いです。最後に本症例報告の執筆にあたりご指導賜りました岡志郎教授をはじめとする全ての先生方に感謝申し上げます。