2024年07月19日
石井康隆先生の論文がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences誌にアクセプトされました。
論文名 : Impact of endoscopic ultrasound-guided fine needle aspiration on positive peritoneal lavage cytology in patients with resectable pancreatic body and tail cancer
コメント : この研究では、超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)が切除可能膵癌における腹腔洗浄細胞診の結果に与える影響について検討しました。
腹腔洗浄細胞診陽性は遠隔転移と同等に扱われ、膵癌術後の予後不良因子の一つです。
この研究によってEUS-FNAによる影響はないことが示され、切除可能膵癌においても安全にEUS-FNAを施行できることを証明できました。
論文作成の機会およびご指導をいただきました消化器外科の上村健一郎先生に感謝申し上げます。