2024年07月25日
谷野文昭先生の論文がInternational Journal of Colorectal Disease誌にアクセプトされました。
論文名 : Vertical margin distance in T1 colorectal carcinoma resected by endoscopic submucosal dissection affects prognosis after additional surgery
コメント : 今回 ESDを施行したcT1b大腸癌の垂直断端からの腫瘍先進部までの距離に着目し, その距離が500μm以上の群と500μm未満の群に分けて予後について比較検討いたしました。
本研究では、500μm未満群で有意に再発リスクが高いこと, そしてESD時に病変から垂直断端までの距離を十分に確保して剥離する重要性を明らかにしました。
論文作成にあたりご指導いただきました。
山下賢先生, 岡志郎教授をはじめ本研究に携わっていただきました全ての先生方に心より感謝申し上げます。