2024年10月08日
竹原悠大先生の論文がDEN openにアクセプトされました。
論文名 : Clinical usefulness of hybrid endoscopic submucosal dissection for T1b colorectal carcinomas ≤20 mm to ensure adequate vertical margins
コメント : 本研究では、20mm以下のcT1b癌を対象に、EMR施行群とhybrid ESD施行群別に比較し、十分なvertical margin確保のための内視鏡治療戦略を検討しました。
検討項目として、今回新たに粘膜下層局注後の腫瘍の膨隆形態別に分類(膨隆分類)を定義しました。特に局注で膨隆分類Type B(病変部は浮き上がるが硬さがある台形状の膨隆)であった場合には、十分なvertical margin確保のためhybrid ESDが有用である可能性を示しました。
論文作成にあたりご指導いただきました山下賢先生、岡 志郎教授をはじめとする全ての先生方に心より感謝申し上げます。