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2025年01月01日

小坂正成先生の論文がJournal of Gastroenterology誌にアクセプトされました。

論文名 : Usefulness of serum HBV RNA levels for predicting antiviral response to entecavir treatment in patients with chronic hepatitis B

コメント : 血清HBV RNAは、肝細胞内のHBV複製を示す重要なバイオマーカーですが、臨床的特徴は不明な点が多いのが現状です。今回、エンテカビル治療を受けた、B型慢性肝疾患患者において血清HBV RNA値を測定し、HBVマーカーや抗ウイルス効果との関連を評価しました。その結果、血清HBV RNA量はエンテカビル治療経過中にHBe抗原陽性・陰性患者共に有意に減少し、特にHBe抗原陽性患者において血清HBV RNA量はHBe抗原セロコンバージョンや抗ウイルス効果を予測する重要な指標であることが示唆されました。

論文作成にあたりご指導を頂きました藤野初江先生、柘植雅貴先生をはじめ、諸先生方に心より感謝申し上げます。