2025年04月10日
才野正新先生の論文がEndoscopy E-videosにアクセプトされました。
論文名 :Anti-reflux mucosal intervention for refractory gastroesophageal reflux disease after multiple Nissen fundoplications
コメント :昭和大学江東豊洲病院での国内留学中に経験した症例について報告させていただきました。
難治性GERDに対しては、Nissen術をはじめとする外科的噴門形成術が有効な治療法の一つとされていますが、手術後も症状の改善が得られない症例においては、その後の治療方針の決定に苦慮することがあります。
本症例は、複数回にわたるNissen手術でも十分な効果が得られなかった難治性GERDに対し、内視鏡治療が奏功した貴重な一例であり、今後の治療選択肢としての内視鏡治療の可能性を示唆するものと考えられます。
本症例の論文作成にあたり、ご多忙の中ご指導を賜りました昭和大学江東豊洲病院 井上晴洋教授をはじめ、関係する先生方に心より御礼申し上げます。