2025年10月17日
平岡敬一先生の論文がInternational Journal of Molecular Sciences誌にアクセプトされました。
論文名:Utility of serum HBV RNA measurement during nucleoside/nucleotide analogue therapy in chronic hepatitis B patients
コメント:血清HBV RNAは、肝細胞内におけるcccDNAの転写活性を反映するバイオマーカーとして注目されています。本研究では血清HBV RNAの臨床的有用性を評価する目的で、核酸アナログ治療を受けたB型慢性肝炎患者の保存血清を用いて血清HBV RNAを測定し、病態や治療効果との関連を検討しました。治療開始前には、血清HBV RNAと既存のHBV関連マーカーとの間に有意な相関があるのに対し、線維化の進行には影響を受けないことが明らかとなりました。さらに、核酸アナログ治療開始12週後までのHBV RNA低下量は核酸アナログ製剤の種類により異なる可能性が示されました。
論文作成にあたり、多大なご協力をいただきました柘植雅貴教授、Hayes Clair Nelson先生をはじめ、すべての先生方に心より感謝申し上げます。
