2026年01月12日
初鹿佳輝先生の論文がDigestion誌にアクセプトされました。
論文名 : Characteristics and Prognosis of Esophageal Squamous Cell Carcinoma that Progressed to pT1a-MM or Deeper Despite Surveillance Esophagogastroduodenoscopy
コメント : 本論文では、サーベイランス目的で施行された内視鏡検査(EGD)を経てもpT1a-MM以上に進展した食道扁平上皮癌(ESCC)に着目し、その臨床病理学的特徴および予後について検討しました。これらの症例(post-EGD ESCC: PEESCC)は、特徴として頸部食道、腫瘍径の小ささ、SMT様隆起などを呈する傾向があり、診断の難しさとともに、予後にも一定の影響を与えることが示唆されました。本研究では、複数の内視鏡的特徴と5年疾患特異的生存率(DSS)・再発無再発生存率(RFS)との関連を詳細に解析し、将来的なリスク評価やサーベイランス戦略の見直しに貢献し得る知見を提示しています。
この成果が、食道癌の早期発見・予後改善に少しでもお役立ていただければ幸いです。
最後に、本研究を遂行するにあたり多大なご指導を賜りました岡 志郎教授、卜部祐司先生並びにご協力いただいた全ての先生方に深く感謝申し上げます。
