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2026年02月13日

濵田 拓郎先生の論文がClinical Gastroenterology and Hepatology誌にアクセプトされました。

論文名 : Long-term Outcomes after Endoscopic Submucosal Dissection for T1 Colorectal Cancer: A Multicenter Prospective Study

コメント : これまで大腸T1癌の長期予後に関する前向きなエビデンスは十分ではありませんでした。この度、広島GI内視鏡リサーチグループにて実施した広島地域における大腸ESDの有効性と安全性に関する多施設共同研究 (前向きコホート研究)により集積されたデータを基に、大腸T1癌に対するESD後の長期予後に関する論文を報告いたしました。
本邦の大腸癌治療ガイドラインにおいて内視鏡切除後の病理学的リンパ節転移リスク因子を有さない症例(low-risk T1癌)では再発を認めず、ESDにより治癒切除が得られた症例に対しては厳密なサーベイランスが不要となる可能性が示唆されました。一方、high-risk T1癌症例では、ESD後の追加外科切除により局所再発は有意に減少したものの、遠隔転移再発および疾患特異的生存への影響は明らかではなく、overtreatmentとなっている可能性も示唆されました。
論文執筆にあたりご指導賜りました桑井寿雄教授、岡 志郎教授ならびに、本研究にご協力いただきました各施設の責任者・担当者の先生方に心より感謝申し上げます。