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2026年08月24日

才野正新先生の論文がDEN open誌にアクセプトされました。

論文名 : Clinical utility of anti-reflux mucosal intervention for refractory gastroesophageal reflux disease in patients with a hiatal hernia

コメント : 大きな食道裂孔ヘルニアを有する難治性胃食道逆流症(GERD)に対しては、一般に外科的噴門形成術が選択され、内視鏡治療の有効性・安全性に関する報告は限られていました。この度、昭和医科大学江東豊洲病院で留学中に経験した症例をもとに、食道裂孔ヘルニアを伴う難治性GERDに対する内視鏡治療の短期成績と偶発症について検討しました。
3–6 cmの食道裂孔ヘルニアを有するGERD患者に対し、内視鏡治療を施行した10例を対象としました。治療3か月後には症状スコアが有意に改善し、7例で酸分泌抑制薬を中止できていました。また、穿孔、後出血、狭窄などの臨床的に問題となる偶発症は認めませんでした。
少数例かつ短期成績の検討ではありますが、従来は内視鏡治療の適応が限定的と考えられてきた3 cm以上の食道裂孔ヘルニア合併例においても、内視鏡治療が低侵襲な治療選択肢となり得る可能性が示唆されました。
本論文の作成にあたり、多大なるご指導を賜りました昭和医科大学江東豊洲病院の井上晴洋先生、昭和医科大学江東豊洲病院 消化器センターの先生方、岡 志郎先生をはじめとする先生方に、心より感謝申し上げます。