先輩からのメッセージ

迫 友紀子先生

2015年 自治医科大学卒

メッセージ

私は自治医大を卒業し、島根県と広島県の地域中核病院で一般内科医として勤務した後に、この4月に広島大学消化器内科に入局しました。
これまで様々な地域で働く機会がありましたが、一般内科医として診療する疾患の中で消化器疾患の割合は高く、診断や治療のために内視鏡検査や腹部超音波検査が必要な症例が非常に多くありました。健診や人間ドックでも内視鏡検査や腹部超音波検査に携わる機会もあり、また専門的治療のために高次医療機関への紹介が必要な場合でも、地域の医療機関で診断まで携わることが出来るケースもあり、消化器疾患の幅広さや消化器内科の需要の高さを実感しました。

地域の限られた環境の中でも、幸いなことに赴任した先々で消化器内科の先生方に熱心に優しく指導いただける機会に恵まれました。消化器内科の先生方との出会いを通して、消化器内科医として研鑽を積みたいとの思いがつよくなり、広島大学消化器内科へ入局を決めました。
現在は大学病院に所属しています。これまでの経歴が特殊な私でもあたたかく迎えていただき、多くの先生方に指導・サポートいただきながら充実した日々を過ごしています。
消化器内科はカバーする疾患が多岐に渡り、手技も多く魅力的な科であると思いますし、女性医師もたくさん在籍されており働き方の選択肢が多くあるのも良い所だと思います。
学生の方々や研修医の先生方はもちろん、消化器内科へ興味がある方はぜひ見学にいらして下さい。